女神の赤い舌 

そろそろ今年も終わりですね。
私はというと、実家に滞在したままで
出産予定日を過ぎてしまいましたが
いまだお腹の子は産まれる気がないらしく
このままと年を越してしまいそうな気配です・・・。


女神の赤い舌 1 (1) (ビッグコミックス)

この漫画は五巻まであります。
図書館で借りてきて一気に読みました。

作者は、ウヒョ助 さん
なんだか忘れられなさそうなお名前ですね。

前知識なしに適当に借りたこの作品、
うん、なかなか楽しめました

改めて購入するかときかれれば
それはないかと思うんですけども。

話の舞台は主にタイです。

そこで始まる主人公の恋人探しと
宗教がからんだアクション。

なかなか個性的で
たまにちょっと悟ったような
表現がとても興味深いです。

実は最後まで読んだときに
ちょっと尻切れトンボな印象がしたのですが
改めて読み返したら、これはこれで良いのじゃないかと
いうラストに思えてきました。

まあ、実際の人間の思いというのは
煩悩も含めて、こんなものだろうかと。

マニアックっぽい作品なので他の読んだ方の
レビューが気になるところですね


それでは現在状況が不安定な私なので
今年度の更新はこのまま最後になる可能性が
高いのですが、皆様良いお年を!!

来年も素敵な読書生活が送れたら
幸いです

[ 2007/12/29 17:38 ] 少年漫画 | TB(0) | CM(0)

天窓のある家 

出産予定日が近づきつつあり、
のんびり本など読んでいますが
まだ産まれておりません

天窓のある家 (新潮文庫)天窓のある家 (新潮文庫)
(2006/09)
篠田 節子

商品詳細を見る


最近、篠田節子さんの本にはまっています

彼女の作品って女の考えをすごく生々しく
表現されており、まあ胎教にはあまり良くない感じなの
ですけどもとても面白いのでページが進むのです。

こちらの本は短編集なのですが
どの話も面白かったです。

特に通常に生活している女性が
どんどん女性特有の視点や嫉妬に
さいなまれてゆく様子とか
恐ろしさいっぱいですもん。

冷たい世間、ずるい男、狂う女。

まさに今の世を騒がしている事件の
縮図を思わせる興味深い作品です。

日常に潜む醜さ。

これを楽しむのも大人の醍醐味のような
気がします。
[ 2007/12/19 15:18 ] 日本現代小説 | TB(0) | CM(0)

真夜中の五分前 

最近、真夜中に一日周期的な
陣痛をこらえながら
下の本を読んでおりました(笑)

真夜中の五分前 side-A (1) (新潮文庫 ほ 18-1) 真夜中の五分前 side-A (1) (新潮文庫 ほ 18-1)
本多 孝好 (2007/06)
新潮社

この商品の詳細を見る


真夜中の五分前five minutes to tomorrow side-B 真夜中の五分前five minutes to tomorrow side-B
本多 孝好 (2004/10/29)
新潮社

この商品の詳細を見る


本多 孝好さん。
この方の本は今まで何冊か読んでいますが
こちらはハズレのない切れ味のある
文章を書く作家さんだと感じます

この本はサイドAとその続編であるサイドBと
いう構成で成り立っています。

読む前は時間軸が同じかと予想したのですが
前後になっておりましたので
やはりサイドAから読むのが良いかと思います。
あと、やはり2冊セットで読むべきです。

一応、恋愛もので、展開も早いので
読みやすいのですが、ところどころで
鋭い作者の問いかけたいテーマが
伝わってきます。

個人のアイデンティティみたいなものが
問われているような話ですね。
とても興味深く、一気に読んでしまいました

登場人物に愛情が沸くような作品では
ないのですが、本多さんの作品に共通する
こうゆうドライな冷静さって、嫌いじゃないですね〜

読み応えのある作家さんですので
またご紹介することがあるかと思います

[ 2007/12/07 20:44 ] 日本現代小説 | TB(0) | CM(1)

鉄の花を挿す者 

12月に入ってしまいました。
最近、来客が多くあまり本を読む
暇がありません

鉄の花を挿す者 / 森 雅裕

上の本、図書館で見つけて
5日間位のゆっくりしたペースで
読んでいました。

刀鍛治をテーマにしたミステリー作品で、
この方の文体は独特で読んでいて
とても飽きないのです。

作者は森 雅裕さん。
きっといろんな分野に造詣の深い
作家さんだと思うのです。

刀剣という、まあ、あんまり私には興味の
ない分野の話がテーマではあったのですが
とても勉強になるし、なんか独特な
クールな目線が好みの作家さんです。

この方の本はまだ数冊しか読んでいないのですが
ちょっとシニカルな主人公と
率直な思考 みたいなものが共通しています。

もっと他の本も読んでみたくなる
とても気になる作家さんです

[ 2007/12/03 15:50 ] 日本現代小説 | TB(0) | CM(2)